みなさんこんにちは。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます!
今日も通信制高校について学んでいきましょう。
それではパンダくんよろしくお願いします。
今回の相談内容をお伝えします。。。
中学校3年生のこどもがいます。
起立性調節障害で中学校2年生から不登校です。
重い腰を上げて、通信制高校を見学することになりました。
こどもが行きたいと思う学校にしようと思います。
気をつけておくことなどあれば教えてください。
まぁ!
安定期から始動期にうまく入りましたね。
動き出した本人の気持ちを大事に、
背中を押してあげましょう!
ただ、一見順調そうに聞こえる今回の相談ですが、
ちょっとストップ!
行きたいからどこでも入学させていいのですか?
お子さんが行きたいと思える学校ができることは素晴らしいですが、
前向きが故に見落としてしまいがちな「学校名の重要性」について解説していきます。
5分で理解できますし、お子さんの大事な高校選びの助けになります。
【本記事の信頼性】
・通信制高校の生徒指導をして17年
・転入学に関する相談件数毎年150件(累計2000件)
・生徒数1万人を超える人気通信制高校で勤務
・現在は通信制高校の校長と相談支援担当として現役
ブログのテーマは「私が自分の家族にすすめるとしたら?」です!
不登校の生徒や保護者さんが0から通信制高校を簡単に理解できる
読者さんが30センチ前に進めるブログです。
結論
あなたのお子さんが選んだ学校名は一生お子さんが背負っていくことになります。
だから慎重に選んでほしいのです。
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学校名は重要ですよ!
通信制高校は令和2年、文部科学省の調査で258校存在します。
それぞれの学校が特徴を出して、
大学進学や専門学校への進学、就職サポート、
体験的な取り組みやプログラミングを学んだり、
非常に多種多彩で魅力的なカリキュラムは
子どもたちの資質を伸ばしています。
本質的にはおこさんが行きたいという学校に入学させてあげることが一番ですので、
その点は私も異論はありません。
しかし、学校選びで意外と忘れがちなのが「学校名」です。
学校名が重要な理由 体験談
私が勤務している通信制高校は以前変わった(ユニーク?インパクトのある?)
カタカナ読みの学校名でした。
当時から大学進学や専門学校進学、就職と進路に力を入れている老舗の学校での出来事です。
推薦入試を受験する予定だった生徒がいました。
地域一番の進学校からの転入ということもあり、小論文は問題なく書けます。
面接も卒なくこなし合格するだろうと思えるほど準備していました。
しかし、試験本番後暗い表情で帰ってくるなり、泣いてしまいました。
その理由を聞いてみると、学校名が変わっているので、色々と聞かれた。
「〇〇高校ってなんて読むの?」
「どんな学校ですか?」
「どこにある学校?」
うまく答えることができず、面接の最後まで尾を引いてしまったのです。
など生徒が聞かれても返答に困るような質問でした。
なぜ通信制高校に転校したのか。
そこでどのようなことを学んだのか、
高校の生徒たちに引けを取らない学校生活を送ることができ、自信もありましたが、
最初の質問にうまく答えられず崩れてしまいました。
数は少ないものの何件か同じような事案がありました。
学校名が変わった後
数年後、学校名が変わりよくある一般的な漢字の名称になりました。
不思議なことにその時から、「私立〇〇高等学校」となり、面接で突っ込まれなくなりました。
学歴なんて関係ないという風潮は多少は高まってはいますが、
その実まだまだ履歴書を提出しますね。
学歴欄には高校卒業から記載しますので、
進学時→就職活動時→転職、再就職時と自分で背負っていくものです。
社会に出たら「あなたはどこの高校出身ですか?」と聞かれることは皆無に等しいですが、
要所で使うときはあります。しかも使うときには人生でも重要な時です。
まとめ
学校名は一生お子さんが背負っていくものです。
見学や相談会に参加して気に入った学校に入学してほしい。
その上で総合的に判断してくださいね。
今回は決して変わった名前(カタカナ、インパクトのある)の通信制高校がダメという話ではなく、カタカナ高校でのデメリットを痛感した経験をみなさんにお伝えいたしました。
また、通信制高校にお子さんが実際に通っており、情報を発信されている「みちはいろいろ」というブログは親御さん目線で参考になると思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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