先日通信制高校を見学しに行きました。
不登校だった子が明るく楽しそうに学校生活を送っている
様子を見て期待が高まりました。
その反面、「ここでもダメだったらどうしよう?」と考えてしまったり、
辞めてしまう人もいると友人から聞きました。
こどもの前でネガティブなことを聞きづらく、
続かなかったらと心配です。実際辞めている人がどれくらいいるのか?
またどのような人が辞めているのか、その理由を教えていただけないでしょうか。
通信制高校を検討しているけれど、ちゃんと卒業できるのかなぁ?
辞めてしまう人はいるの?
どんな人が辞めているのか気になりますよね?
パンフレットやホームページには絶対に載らない情報ですね。
今回は私が勤めている通信制高校で、辞めた人、その理由ベスト5をご紹介します。
通信制高校のリアルをお伝えします。
【本記事の信頼性】
・通信制高校の生徒指導をして17年
・転入学に関する相談件数毎年150件(累計2000件)
・生徒数1万人を超える人気通信制高校で勤務
・現在は通信制高校の校長と相談支援担当として現役
ブログのテーマは「私が自分の家族にすすめるとしたら?」です!
不登校の生徒や保護者さんが0から通信制高校を簡単に理解できる
読者さんが30センチずつ前に進めるブログです。
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文部科学省調べでは、高校中退した理由
1位 学校生活・学業不適応 32.5%
2位 その他 18.5%
3位 進路変更 18.2%
4位 問題行動 10.6%
少々曖昧な表現になっており、より具体的な退学理由は下記の通りです。
ぜひ最後まで御覧ください。
【本記事の内容】
通信制高校を辞めた人、その理由ベスト5
1位 入学前に期待していた学校生活と違う
2位 学校生活で自信がつき、全日制高校を受験し直したい
3位 スクーリングが苦痛
4位 学費が払えない
5位 精神的な病気でドクターストップ
1位 入学前に期待していた学校生活と違う
最も多い退学理由が、入学前の期待と現実のギャップによる退学です。
まず、通信制高校に相談する直前は
「登校できない」「友達関係が悪化している」「勉強についていけない」「ストレスで腹痛・頭痛」など状態としてはかなり悪い状態ですね。
次に、その状態で通信制高校に相談や見学に行くと、
「やれるかも」という前向きで良いイメージができます。
そして、入学を決意して新たな一歩を踏み出します。
自分自身の意欲が高まって「やれるかも、頑張りたい」と思うことは大変良いことです。
しかし、注意しなければならないのは
「環境が変われば全て解決して楽しい学校生活が送れる」
「登校できるようになる」「すぐに気の合う友達ができる」
「勉強ができるようになり、学力がグンと上がる」
「頭痛・腹痛がなくなり健康になる」
「先生のサポートですぐに安心」というのは誤解です。
例えば、新しいランニングシューズを購入したら、何となく今までより速く走れるような気になってきます。しかし、現実は速く走れる訳ではなく、自分を磨き上げていくことが必要です。
走り方を練習したり、そのための筋力トレーニング、他者との競争など、早く走るためには時間がかかります。
では通信制高校に転校しても今までと同じなのか?
よくならないのか?
そんなことはありません。環境が変わることで学び方、友達、関わる先生、カリキュラムによって大きく変わることも事実です。
重要なことは少なくとも今の状態を引き継いでゆっくりと時間をかけて改善していく。そのために環境を変えるのです。
にも関わらず、過度に期待や夢が膨らみすぎてしまうことがあります。
「現実には決まった日に登校できない」
「友達ができない」
「勉強が続かない」
体調が改善しないと焦ったり、親子でケンカになったりします。
早い人では3ヶ月持たずに辞めてしまうこともあります。
そうならないために、常に原点回帰をして、入学前と比べてどうなのかを考えること。
今の自分や、お子さまの状態を認め、長期的にじっくり見ていく必要があります。
2位 学校生活で自信がつき、全日制高校を受験し直したい
意外かもしれませんが、結構多い退学理由が
「思った以上に回復し、もう一度全日制高校をチャレンジする」です。
1位と反対で通信制高校という環境で劇的に成長することもあります。
「通信制高校で登校できるようになった」
「友達も苦手意識があったが自分から積極的に話せるようになった」
「学力が着きもともと目指していた学科で学ぶ環境がほしい」
「体調がよくなり毎日通えるようになった」
このように状態がよくなれば、入学前には実現不可能だと思っていたことを乗り越えてみたいと考えるようになることもあります。
例えば、中学校3年生のときには、学校に行けず現実から逃げていた。周りは受験していたのに、自分は家でゲーム三昧。そんな自分が嫌でしたが、通信制高校に通うにつれてもう一度みんなが通ってきた道を乗り越えたいと思います。と前向きな相談にきた生徒もいました。
もちろん応援しましたし、今でもずっと応援しています。
こんな前向きな退学もあるんです。
3位 スクーリングが苦痛
定期的なスクーリングと短期集中スクーリングがあります。
スクーリングについては、別ブログで解説していますので参照ください。https://tabaoblog.com/wp-admin/post.php?post=326&action=edit
【定期的なスクーリングの場合】
欠席したら振替ということを繰り返すうちに、
後半にスクーリング日が重なり、結局毎日通わなければならなくなります。
そもそも週に数日すら登校できないのに、毎日なんて行けるわけない。全日制高校と同じように、これ以上休んだら単位が取れません状態。
【短期集中スクーリングの場合】
宿泊を伴いますから様々な不安要素が出てきます。
初日に起きて、確実に集合場所に行けるのか?
授業を長時間受けることができるのか?
知らない同級生と一緒に過ごせるのか?
知らない同級生と入浴できるか?
一緒の部屋で過ごせるのか?
孤独を感じるのでは?
そのような不安が巡り、スクーリングを欠席してしまうことで、単位修得を諦めてしまうケースがあります。
上記のような不安はほぼ対案などで解決できますから、先生に相談をしてください。
4位 学費が払えない
通信制高校は安いところでも年間25万程度、高いところだと130万程かかります。
来年、再来年のことを考え損ねていた!
今まで動こうとしなかったこどもが行きたいとようやく言ってくれたことで
何とか学費をかき集めて入学する人が多いです。
ここは冷静に考え、あと何年分かかるのか?をしっかり検討しておくことが重要です。
また意外と抜けがちなのが、来年度の学費をいつ払うのかを計算に入れていないケースです。
例えば1年生の10月に通信制高校へ入学したら、来年度分の学費は4ヶ月後の1月頃となります。
3月ではありません。
入学時に支払った金額と同じ程度の学費を4ヶ月で準備できるかどうか。
そこが抜け落ちて、どうしようもなくなったときに辞めざるを得なくなります。
5位 精神的な病気でドクターストップ
うつ病などの精神疾患となっており、スクーリングやテストに参加できない状況となることです。
例えば、精神疾患で入院している場合、
レポートは入院先で実施できるようサポートしますが、
スクーリングとテストは通信制高校では必須です。
高校卒業のためにやらなければならないと本人が焦ることで、追い込まれてさらに症状が悪化してしまいます。
そこで、ドクターから一旦高校のことは忘れましょうという判断をすることもあります。
【まとめ】
通信制高校を辞めた人、その理由ベスト5
1位 入学前に期待していた学校生活と違う
2位 学校生活で自信がつき、全日制高校を受験し直したい
3位 スクーリングが苦痛
4位 学費が払えない
5位 精神的な病気でドクターストップ
通信制高校を辞める理由は前向きな理由もありますが、事前に理由を知って気持ちの準備や学費の準備をすることで途中退学は防ぐことができます。
途中退学はこどもにとっては自信を無くしてしまうことにつながります。
チャレンジすることに臆するのではなく、しっかりとこどもの現状を把握し、時間をかけてゆっくりと前へ進めてください。
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③母体が安心で信頼性抜群
④登録簡単で早い
⑤営業電話断れる
みなさん、いかがでしたでしょうか。
通信制高校のリアルをお伝えさせていただきました。
この情報がお役に立てたらうれしいです。
また、お問合せフォームよりコメントいただけますと、
これからのブログ作成の励みになります。よろしくお願いいたします。
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